だが、そのためにまず必要なのは、自らの文化を存続させ、継承し、守りたいという、極めて素朴な意志を示すことだ。
それは、エドマンド・バーク(イギリスの政治思想家)の有名な言葉にあるように、「死者、生者、そして未来の世代との間に結ばれた社会契約」として、ある国家の寿命を延ばそうとする真剣な決意から始まる。
パリにおいては、それはまず、文字通り「王冠の宝石」を守ることから始まるのかもしれない。
それは、あまりに大きな要求だろうか?──決して、そんなはずはない。
ジョシュ・ハマー(Josh Hammer)
米国版ニューズウィークの特任上級編集者で、ニュースレター「The Josh Hammer Show」を配信中。「アーティクル・スリー・プロジェクト(憲法第3条プロジェクト)」の上級法律顧問、エドマンド・バーク財団のリサーチフェローを務める。著書に『イスラエルと文明──ユダヤ国家の運命と西洋の未来(Israel and Civilization: The Fate of the Jewish Nation and the Destiny of the West)』がある。
※本記事は筆者の見解に基づいています。
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