今後の研究の行方は?
ストッカーによると、次のステップとして、不安を軽減する薬物の効果と今回の脳パターンとの照合を行い、より大規模で多様な集団に対して研究を実施する予定であるという。
「長期的には、こうしたパターンが確立されれば、どの治療法が最も効果的かを特定する助けになったり、治療がうまくいっているかどうかを追跡したりする手段にもなり得る。さらに、将来的には小型の脳波計が心療内科や行きつけの診療所などで使用され、不安のパターンを診断の裏付けとして活用できるようになる可能性もある」とストッカーは述べた。
「それが実現するにはまだ時間がかかる。しかし、この研究は、不安をより個別的かつ精密に理解・管理するための重要な一歩だ」
【参考文献】
Stocker, B., Moore, R., & Lockhart, T. (2025). EEG theta and alpha biomarkers during an avoid-avoid conflict task: Links to anxiety. International Journal of Psychophysiology, 215.
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