辞任圧力
今後マクロン氏への圧力が弱まる公算は乏しい。
RNを事実上率いるマリーヌ・ルペン氏はすぐさま解散総選挙を要求した。背景には、世論調査でRNが優勢となっていることがある。
政治アナリストのスチュワート・ショー氏は「RNは中道勢力崩壊で恩恵を受け、不満を持つ有権者を取り込めるので、解散は最終的な政権奪取へのまたとない機会とみている」と解説した。
マクロン氏に辞任を求める声も以前は一部に限られていたが、次第に主流意見になりつつある。カンヌ市長で保守系の有力政治家として台頭してきたダビッド・リスナール氏はソーシャルメディアで「フランスの国益はマクロン氏が辞任の日を定めることを要求している。統治機構を維持し、(昨年の)無理筋の解散以来避けられなかった状況を元に戻すために」と訴えた。
マクロン氏は繰り返し任期を全うする意向を示してきた。ただ受け入れやすい選択肢が乏しい中で、1969年のドゴールのように劇的な形での辞任を選ぶかもしれない。
[ロイター]

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