<投票日には、爆破予告やサイバー攻撃などの多くの妨害工作があったようだが>

旧ソ連構成国であるモルドバで9月28日、議会選挙が行われ、サンドゥ大統領率いる親EUの与党「行動と連帯」が単独過半数を維持し、親ロシアの野党連合「愛国者ブロック」を2倍以上も上回った。

今回の選挙はロシアが注視するなかで行われた。モルドバはウクライナと国境を接し、国境沿いにはロシア軍が駐留する親ロシア派の分離地域トランスニストリア(沿ドニエストル)が存在している。2022年のロシアによるウクライナ侵攻を受け、モルドバはEUへの加盟を申請。24年にはEUが加盟交渉開始に合意した。

投票日には、複数の投票所で爆撃予告や、選挙および政府インフラへのサイバー攻撃が発生。投票前にサンドゥは、ロシアが選挙介入に巨額を費やしていると警告していた。

今回の選挙結果について専門家は、「モルドバの親欧州勢力にとって明らかな勝利」とする一方、ロシアによる自国側への引き戻し戦略は今後も続くだろうとみている。

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