@newsweek Michael Fassbender told Newsweek all about his on-screen chemistry with Cate Blanchett in In Black Bag, a gripping spy thriller.
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ジョージとキャスリンら諜報員は、自分が支配権を握っているという感覚を持ち続けようとする。
「彼らにとってこの世界で働くことが中毒のようになっているのは、フィルターのかかっていない生の出来事を目の当たりにできるからだろう」とファスベンダーは言う。
制御された混沌の達人であるソダーバーグらしさも、随所に見られる。効率性と革新性で知られる彼の演出は、俳優に高度な適応力を求める。
ソダーバーグが監督した『エージェント・マロリー(原題:Haywire)』にも出演したファスベンダーは、彼の現場は柔軟性が高いと語る。
「全てが一流なんだ。彼は全体を完璧に把握している。照明もカメラの操作も編集も自分でやる。自分がキャスティングした俳優を深く信頼しているから、指示のやりとりはあまりない。テイクは1回か2回、多くても3回で、すぐ次に進む」
そのスピード感はスクリーンにも反映され、演技に新鮮さと緊張感をもたらしている。同時に、過剰な演出に頼らず、その場で自分が演じる人物を探求させることは、俳優への信頼の表れでもある。
ジョージたちの上官のアーサー・スティーグリッツ(ピアース・ブロスナン)や、謎めいた諜報員フィリップ・ミーチャム(グスタフ・スカルスガルド)など、主人公と同じように物語の軸となる登場人物を演じる俳優たちも、それぞれの役を完璧に作り上げている。これもソダーバーグ作品ならではだ。