[東京 11日 ロイター] - 11日の株式市場で、ソフトバンクグループは寄り付きで続伸し、一時1.9%高まで値を伸ばした後は下げに転じた。現在1.5%超安で日経平均を約25円押し下げる要因となっている。市場からは「昨日発表された決算の内容が素直に嫌気されている」(国内証券)との声が聞かれる。
同社が10日に発表した2021年4―6月期の連結純利益(国際会計基準)は、前年同期比39.4%減の7615億円だった。前年同期に米携帯電話のスプリント(現TモバイルUS)が支配下から外れたことに伴い、一時的な利益を計上した反動で減益となった。一時的に発生した利益を除くと、前第1・四半期の純利益は1500億円程度、今第1・四半期は5000億円程度になるという。
市場で待望論が出ている自社株買いについて、孫正義会長は「保有時価純資産に対して、時価総額は50%割安だ。どこかで自社株買いはやるが、規模やタイミングは日々検討中だ」と話した。通期見通しは開示しなかった。