ベンターはこう付け加えた。「鎮痛剤とAMRを関連付けた研究は今までにもあったが、高齢者医療で使う薬を体系的に調べ、薬を組み合わせて調査したのは初めてだ。実験には抗生物質に耐性のない大腸菌を使い、薬の濃度も腸内を想定して調整した」

もっとも、あまり神経質になる必要はないという。「鎮痛剤を単独で服用する分には大きな問題はない。ただし抗生物質を処方されたときは、飲み合わせに注意が必要だ」

Reference

Chen, H., Sapula, S. A., Turnidge, J., & Venter, H. (2025). The effect of commonly used non-antibiotic medications on antimicrobial resistance development in Escherichia coli. npj Antimicrobials and Resistance, 3(1), 73. https://doi.org/10.1038/s44259-025-00144-w

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