「50年前なら、近視の人は25%程度だった」と、眼科医のブライアン・キムは言う。

近視は他の深刻な目の病気を進行させかねない。キムによれば、近視の人は網膜剝離を患う確率が5〜6倍に高まる。緑内障になるリスクも高く、手術が必要な場合もある。白内障の早期発症の可能性も大きくなる。

キムは眼精疲労やドライアイを避けるため、20分ごとに目を休ませることを勧めている。目を1分間閉じたり、遠くの物に焦点を合わせたりするといい。

緑黄色野菜も効果あり

目の表面を薄く覆う涙の膜は、光線が最初に当たる部分であり、潤いは視力の維持に欠かせない。だが画面を長いこと見つめ、まばたきをしないでいると、涙を作るシステムが刺激されなくなる。

スクリーンを見る時間が増えたことで、20〜30年前に比べてドライアイは大きな健康問題になった。「最近は『デジタル・ドライアイ』と呼ばれる症状が増えている」と、白内障専門医のニコール・フラムは言う。

涙の膜が蒸発することで心配なのは、白内障手術後などの回復に悪影響が及ぶことだ。「白内障手術の前にドライアイを治療すれば測定精度が上がり、手術で使うべき眼内レンズがより正確に分かる。術後の経過も改善される」と、フラムは言う。

目を守る生活習慣とは?
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