カンボジアは全面否定

タイの主張に対し、カンボジア側は地雷埋設を全面的に否定している。

「カンボジアは新たな地雷を埋めたことはないし、今後も埋めることはない」と、カンボジア地雷対策犠牲者支援庁(CMAA)副議長でもあるリー・トーイッ上級大臣は、政府報道官を通じて本誌に語った。

「この主張には根拠がまったく存在しない。カンボジアが新たに地雷を埋めたという信頼できる証拠は存在せず、そのような主張を裏付ける透明性のある調査も行われていない。カンボジアはオタワ条約の義務を遵守しており、それに反するいかなる主張も断固として退ける」

また、トーイッは「カンボジアは対話、技術協力、そしてタイ、ASEAN、国際的な地雷対策コミュニティとの協働を通じて、平和の維持、市民の保護、そして国境の安全確保に引き続き尽力する」とも述べた。

カンボジアは、タイ軍が設置した有刺鉄線のバリケードにより、カンボジア国民が自宅から締め出されていると非難している。これに対し、タイは、地雷埋設を防ぐために自国領内に設けたものだと説明している。

国境周辺に暮らす住民の間では、依然緊張続く
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