サウスウエスト航空は公式サイトで、次のように述べている。

「隣の座席にはみ出す可能性のあるお客様は、必要な数の座席を事前に購入し、追加の座席を確実に確保してください。座席の境界はひじ掛けとみなされており、座席の幅に関する情報もご確認いただけます」

「サウスウエスト航空は、安全上の理由から追加の座席が必要であると判断を下す場合もあります。フライト後に申請すれば、購入した追加座席は払い戻しの対象になります」

全米肥満受容推進協会(NAAFA)会長のタイグレス・オズボーン氏は、ニューヨーク・タイムズの取材に対し、次のように語った。

「サウスウエストは、飛行機に乗ることをあきらめかけていた多くの大柄な人々にとって、唯一の希望の光だった。その光が今、消えてしまった」

新方針は来年1月に施行される予定で、それまでに利用者が順応する時間はあるとされている。一方、利用者の権利を擁護する団体などは、サウスウエストが顧客をアラスカ航空などの他社に奪われるリスクがあると警告している。アラスカ航空では、条件付きで追加座席の払い戻しが続けられている。

現時点でサウスウエスト航空は方針を維持しており、今回の変更を「業務全体の見直しの一環」と位置づけている。

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