ドイツのメルツ首相は24日、米国が欧州連合(EU)の製品に15%の関税を課している現状を踏まえ、数年以内に新たな貿易相手国を見つけるべきとの考えを示した。政府施設の一般開放イベントで述べた。

メルツ氏は、「例えば、米国が世界貿易機関(WTO)のルールに従う用意がないとしたら、われわれは世界貿易をどう扱うべきか」と問いかけた。その上で、「われわれの考えを共有するパートナーを探すべきだ」と語った。

「米国との良好な経済関係は必要であり、(米国との貿易協定で)われわれは軽微な影響にとどまったかもしれない」と述べた。その一方で、南米、アジア、アフリカで貿易の可能性が広がる余地があり、それは双方に利益をもたらすはずだと指摘。「われわれは一貫してその道を進まなければならない」と強調した。

また、社会保障制度に関する根本的な課題を年末までに対処する必要があると述べ、政府は雇用、年金、医療給付にかかる福祉支出を抑制する必要があると訴えた。「社会保障制度を将来に適合させなければならない」と述べた。



[ロイター]
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