研究の結果、バリー・ボンズやウィリー・メイズといった近代の選手がルースやアーロンといったレジェンド選手を上回ってトップに立ち、史上最高の打者に浮上した。時代調整後の史上最高の投手には、ロジャー・クレメンス、グレッグ・マダックス、ランディ・ジョンソンが選ばれた。

今回の研究は、複数の学問分野にまたがる研究を通じて野球の全側面を探ることを目指すエック・スポーツ・ラボのプロジェクトの一環として実施された。

「フルハウス・モデルのプロジェクトは、選手の偉大さを評価するため原則に基づく時代に中立的な基準の確立を目指す同ラボの取り組みにおける重要な一歩」と研究チームは位置付ける。

統計調査会社スタティスタによると、野球市場の売上規模は今年、142億ドルを突破すると予想され、その大部分(約105億ドル)を米国での収益が占める見通し。

この市場は年間平均4.68%の成長が見込まれており、市場規模は2029年までに171億ドルを超えると予想されている。

【参考文献】

Yan, S., Adrian Burgos, J., Kinson, C., & Eck, D. J. (2025). Comparing baseball players across eras via novel Full House Modeling. The Annals of Applied Statistics, 19(2), 1778-1799.

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