「トランプ政権は"赤ちゃん優先"を掲げているが、実際にはまったく逆のことをしている」と報告書は述べる。「生活費の軽減、住宅や食料へのアクセス拡大、保育への投資など、家族を本当に支える政策を進める代わりに、基礎的な支援を切り捨て、長年保護されてきた市民権を後退させ、人々の自己決定権を奪ってきた」

この報告書の数週間前には、トランプが例の「大きくて美しい法案」に署名していた。この法案はメディケイド(低所得者向け医療保険)の予算を削減し、4,200万人の女性と子どもが頼る補助栄養支援プログラム(SNAP)へのアクセスを脅かすことで、妊娠をより高コストかつ危険なものにしてしまった。

NWLCは「トランプは女性にもっと子どもを産めと要求する一方で、実態としては反女性・反家族的なアジェンダを進めている」と結論づけている。

マーティンはこう指摘する。「本当の意味で"家族を支える"政策とは、生殖医療の保護、公共財としての保育への投資、親が職場で成功するための制度整備、すべての子どもが人生を通して必要な支援を受けられる体制の確保だ」

「そうした政策に対するこの政権の敵意が、プロネイタリストたちの本当の動機を物語っている」とマーティンは語った。

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