<NATO加盟国を中心に導入が進むアメリカ製のF35戦闘機。米国の兵器に依存することのリスクが、再び世界を揺らしている>

ドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウスに凱旋すると、NATO加盟国に緊張が走った。

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トランプが同盟というものに昔から懐疑的なことは周知の事実だが、アメリカ製兵器を購入している国々の軍事計画担当者の間にも、世界で最も高額な兵器システムであるF35戦闘機の導入が果たして正しい選択だったのかどうか、疑念が広がり始めたのだ。

ロッキード・マーティン社製のF35は、アメリカ以外の西側諸国が第5世代ステルス戦闘機を入手できる唯一の現実的な選択肢であり、運用または購入している20カ国の多くはNATO加盟国だ。

第5世代戦闘機は現在運用されている中で最も先進的な機体で、第6世代はまだ初期の開発段階にある。

トランプがホワイトハウスに返り咲いて間もない春先から、防衛関係者の間で「キルスイッチ」の噂が流れた。他国がアメリカから購入して運用している戦闘機には、アメリカが機体を事実上コントロールできるスイッチが存在する──という。

米国防総省や軍事アナリストは即座に否定したものの、時に挑発的で予測不可能なトランプ政権の外交姿勢と相まって、第5世代戦闘機の全てをF35に依存する戦略は賢明なのだろうかと多くの国が考えた。

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F35導入は継続、それでも消えない疑念
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