[フランクフルト 12日 ロイター] - ドイツのコメルツ銀行が12日発表した第1・四半期決算は、純損益が黒字に転換した。同行は通期収入予想を引き上げた。

第1・四半期の純損益は1億3300万ユーロ(1億6120万ドル)の黒字。市場予想(1億3100万ユーロの赤字)に反して前年同期(2億9100万ユーロの赤字)から黒字に転換した。

他行と同様、株などの取引手数料収入が寄与した。

ただ数百の支店閉鎖と従業員1万人削減を盛り込んだ20億ユーロ規模のリストラを進めており、アナリストは今年も赤字とみている。

コメルツは2021年の収入について、前年を小幅に上回るとの見通しを示し、若干減少との従来予想から引き上げた。

クノッフ最高経営責任者(CEO)は「上々のスタートを切り、(新型コロナウイルスの)パンデミックが続いているが将来に自信が持てるようになっている」と述べた。

先週、クノッフCEOは、世界で従業員1万人を削減する計画で労組と合意したと発表した。

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