<ウクライナ侵攻以降、ロシアから大量の石油を輸入しているインド。アメリカは「ロシアの収入源」を本格的に断ちに来たようだ>

7月末、トランプ米大統領は、8月1日からインドに25%の関税を課すと発表した。

「インドは友人だが、世界最高水準の関税を課し、厳しく不快な非関税障壁を設けているため、長年にわたり取引は少なかった」と、トランプはソーシャルメディアに投稿。アメリカの対インド貿易赤字は457億ドルに上る。

「インドは友人だが...」と始まるトランプのトゥルース・ソーシャル投稿(7月30日)
加えてトランプは、インドがロシアの石油、エネルギー、軍備品の購入を続けた場合、追加の「ペナルティー」を科すと警告した。これが何を指すのか明らかではないが、アメリカがロシアの主要貿易相手国に突き付けている100%の2次関税を適用する可能性もあると、専門家は言う。

2022年のウクライナ侵攻以降、ロシアはインドにとって最大の原油供給国となっており、今年1~6月には全供給量の35%を占めた。和平交渉が進まず、ロシアの強硬姿勢に業を煮やした米政権内では、ロシアに圧力をかけるため同国の貴重な収入源を断ち切れとの声が高まっている。

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