「フルタイム出勤など考えもしなかったZ世代は、『パンデミック以前のやり方に戻すので週5日出社を』と言われて憤慨している」と、キャリア開発プラットフォーム「ゲット・ア・コーポレート・ジョブ」の創設者ケイティ・スミスは本誌に語った。

現在は大手企業でも働いているスミスは、電話で話すのを嫌がるZ世代が多いことに気付いた。オフィスでの交流は先輩社員からの助言や指導、人脈づくりの可能性を高めるのに重要だが、彼ら若手はそのチャンスも逃してきた。

とはいえ、Z世代は多くの分野で全世代にとってプラスになる会話を主導している。例えば、従来のオフィスではメンタルヘルスについてオープンに話すのはタブー視されていたが、彼らはむしろ重視し、率先して話題にする。

これを反映する企業は若い求職者を引き付け、全従業員のウェルビーイング(幸福で肉体的・精神的・社会的に満たされた状態)や生産性も向上するだろう。

メンタルヘルスについて「我慢しろ」的な考え方の旧世代に対し、「ミレニアル世代とZ世代は職場で話題にして当然と考えている」と、本誌ランキングのメンタル・ウェルビーイング部門で4つ星を獲得しているファミリー向けリゾートチェーン「グレート・ウルフ・ロッジ」のロミー・ムシュタクCWO(最高健康責任者)は語った。

「当社は日頃からミレニアル世代やZ世代の社員と、さまざまなセラピーや薬、瞑想の役割について非常に知的な会話を交わしている」

企業のリーダーは世代ごとの考え方の違いを理解し、「時間をかけてそのギャップを埋める必要がある。さもないと膨大なストレスや不安や燃え尽きといった問題は解決できない」

いまリーダーが持つべき力とは...
【関連記事】