[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した2月のマネタリーベースは、平均残高が前年比19.6%増の610兆6078億円。残高は前月の611兆4206億円を下回り、11カ月ぶりに前月比で減少した。季節的に資金需要が減退することで紙幣の残高が減ったことが要因。マネタリーベースの伸び率は17年4月以来の伸びとなった。
平均残高の内訳では、紙幣が同6.1%増の115兆4169億円で、前月の116兆4467億円より約1兆円少なかった。日銀当座預金は同23.5%増の490兆1542億円と過去最高を更新。日銀当預の伸び率は17年5月以来の大きさとなった。貨幣は同1.9%増の5兆0367億円だった。
2月末のマネタリーベース残高は614兆7126億円で2カ月連続の減少。日銀当座預金は493兆8695億円で3カ月ぶりに減少した。
マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計値で、日銀が供給する通貨を表す。
(和田崇彦)