ロイターは、23年の契約の多くを締結したとされるロシア企業CGCインベストメンツとは連絡が取れなかった。ロシア大使館および外務省もコメント要請に応じていない。

とはいえ、ロシアが約束した支援の一部は実現している。ロシアの国営企業は、小麦や石油を海路でキューバに輸送した。また、中国と同様に、ロシアはキューバへの観光促進にも力を入れ、外国人観光客の増加と外貨獲得に貢献している。

23年の一連の発表から2年後の今年5月、ロシアのチェルニシェンコ副首相は、キューバを「信頼できるパートナー」と呼び、最大10億ドルを投資することに関心のある企業に対し、金利を補助する計画を発表した。同首相は、「まだやるべきことはたくさんあるが、少しずつ前進していく。魔法のように、すぐに物事を達成することは不可能だ」と、モスクワで記者団に語った。

 



[ロイター]
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