<高いステルス性能を持ち、核兵器も搭載できるB2。秘密のベールに包まれた機体の運用の一端が直近の作戦で明かされた>

6月21日、ミズーリ州のホワイトマン空軍基地から発進したB2ステルス爆撃機が、イランのフォルドウ核施設を攻撃した。この攻撃はB2を用いた作戦としては過去最大だ。

この攻撃に利用されたB2は、一体どのような爆撃機なのだろうか。米軍の3種全ての爆撃機に搭乗し撮影した唯一のジャーナリストであるナビード・ジャマリが本誌に語った。

【動画】イラン核施設攻撃から帰投するB2爆撃機

米軍が現有する19機のB2爆撃機(愛称:スピリット)は、アメリカの核戦力の三本柱(陸海空の3拠点を基盤とする抑止力と攻撃力)において航空戦力の一角を占める。

B2は低視認性、いわゆるステルス性を追求したステルス爆撃機だ。通常兵器と核兵器の双方が搭載・投下可能であり、各機体の最大積載量は約18トンに達する。

B2の大きな特徴は、レーダー探知の回避能力にある。米空軍はこれを「赤外線、音響、電磁波、視覚、レーダーなどの各種信号を低減する設計の組み合わせ」によって実現したものとしており、この能力によって高度な防衛システムでもB2を探知・追跡・攻撃するのが困難になるという。

そのステルス性能の詳細には機密とされている部分もあるが、空軍は「複合素材、特殊な塗装、フライングウィング(胴体や尾翼がない全翼型の設計」」がこの特性に寄与していると明かしている。

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B2のコールサインは「デス(死)」
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