スタンフォード大学で心理学を学んだプライスが、テキサス州オースティンでアルファの教育システムを立ち上げたのは10年ほど前。プライスには2人の娘がいるが、地元の公立学校は娘たちのニーズを満たすことができなかった。特に、子供一人一人の能力や関心に合わせた教育ができていなかったという。

「黒板の前に先生が立って教えるタイプの教育では、平均的な子供に向けて決まったカリキュラムを教えることが求められる」とプライスは言う。娘の1人にとってはそれがとてもつらかったという。

半数はスペースX社員の子供

「娘は私の目を見て『学校がすごくつまらない』と言った」とプライスは語る。

「好奇心いっぱいで学校が大好きになる下地ができていた子だったのに、入学から2年半で学校は子供の情熱を消し去ってしまった。それは先生の問題でも学校の問題でもなければ、私立校に転校させれば済む問題でもなかった。黒板の前に先生が立って教えるという教育モデル自体が機能していなかったのだ」

プライスは、一人一人に合わせた学びのプロセスを提供するには、それぞれの進度に合わせて学習できるアプリがカギになることにすぐに気付いたと言う。もちろん、定期的にテストを行い、ガイドと子供が密にやりとりするという条件の下でだが。

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