大賀 会社の方向性や目標は金谷さんご自身が立てられているんですか。

金谷 中長期戦略はCOOに任せていますが、全体戦略は僕がやっています。2023年に、ビジョン2026、ビジョン2029、ビジョン2033を作りました。

大賀 10年先までのビジョンがあるんですね。それはどれくらいの抽象度なんですか。

金谷 2033に至るまでの逆算で2026があるんですが、そこでは駐車場拠点数世界No.1を掲げています。これは日々頑張っているところですね。2029年は駐車場車室数世界No.1。これは拠点数ではなく、いくつ車が入るかという台数で世界一を目指しています。それと同時に、共同創業者が見ている、事業開発チームでEV充電器を駐車場に設置しています。

実は、後発だったタイムズカーシェアさんがカーシェアで現在業界1位になっているんです。カーシェアで勝つポイントは置く場所の確保、つまり駐車場を押さえているかです。僕らは2033年には、駐車場に自動運転車とEV充電器を設置して、自動運転のEVをシェアしていくという構想を立てています。そうしたら、もっとたくさんの人が行きたい場所へ移動できて、好きな人に会いに行けるし、好きなことを体験しにいけるでしょう。

大賀 10年先でも、かなり具体的なビジョンを立てているんですね。リアルを大切にされるakippa社さんの未来がますます楽しみになりました。


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金谷元気(かなや げんき)

◉──akippa株式会社 創業者兼代表取締役社長CEO

◉──1984年生まれ。駐車場シェアリングサービス「アキッパ」を運営するakippa株式会社の代表取締役社長CEO。高校卒業後から4年間はJリーガーを目指し関西サッカーリーグでプレー。サガン鳥栖やザスパ群馬(当時のザスパ草津)の練習生にもなったが、プロ契約ならず22歳で引退。2009年に24歳で会社を設立。

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flier編集部

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