また『タイムズ』紙にも次のように語っている:

「インフルエンサーのように、背びれにつかまったり撫でたりして『無害だ』と主張する行為は、保護活動ではなく誤った印象操作にすぎない」

さらにクルア氏は、「人々はヨークシャーテリアとピットブルの違いは理解しているが、サメになると『ツマグロ』と『オオメジロザメ』の違いを知らない」と、知識の乏しさがリスクを生むと指摘している。

ちなみに、研究には関わっていないが、海洋生物学者のデヴィッド・シフマン氏も、2019年のワシントン・ポスト紙の取材でこう語っている:

「『全長5メートルの野生の捕食者には触るな』なんて、わざわざ言わなきゃいけない世の中になってるなんて信じられないけど...まあ、そうなんだよね」

クルア氏ら研究者たちは、「すべてのサメによる咬傷を『攻撃』と呼ぶのは誤解を招く」とメディアに再考を求めている。

とくに自己防衛反応であった場合まで「襲撃」と報じてしまうことで、サメへのネガティブな印象が強まり、保護活動の支持が得られにくくなると懸念している。

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