バークシャー・ハザウェイの年次株主総会に登壇した米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は3日、自由貿易を擁護し、関税は「武器」であるべきではないと語った。他の国々がその繁栄を分かち合えば、米国はより良くなると述べた。バークシャーが投資する日本の5大商社にも言及した。

バフェット氏はこの日、60年にわたってかじ取りをしてきたバークシャーの最高経営責任者(CEO)から退任することを明らかにした。表明に先立ちバフェット氏は、「バランスの取れた貿易は世界にとって良いことだ」、「貿易は武器であってはならない」と語った。

 

「我々の勝ちだ、と一部の国が言うような世界を構築するのは良い考えだとは思えない」とバフェット氏は強調。「世界の他の地域が豊かになればなるほど、我々も豊かになる」と話した。

バークシャー自身は市場に対して慎重な姿勢を崩していない。第1・四半期の現金保有高は過去最高の3477億ドルに膨れ上がった。

バフェット氏は株主総会で、次期CEOのグレッグ・アベル副会長らと4時間以上にわたって質問に答えた。バフェット氏は、米電気自動車(EV)メーカーのテスラのイーロン・マスクCEOが率いた政府効率化省に関する質問をかわしながら、連邦政府の財政赤字は「持続不可能」であり、政府は財政再建をすべきと警告した。

「私は望まない仕事だが、やるべき仕事であり、議会はそれをやっていないようだ」とバフェット氏は語ると、聴衆から拍手が起きた。

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