<ウクライナ国民からは今も強い支持を集めるゼレンスキー大統領だが、トランプ米大統領の「ロシアびいき」で最大のピンチに>

ウクライナが1991年に独立して以来、ロシアはこの国の転覆を謀ってきた。

だがウクライナ人の多くは欧米志向だ。2004年のオレンジ革命では大統領選に対するロシアの干渉に抗議し、数百万人がデモを行った。13年のマイダン革命ではEUとの協定締結をほごにした親ロ派のビクトル・ヤヌコビッチ大統領を国外に追い出した。

業を煮やしたロシアは14年にクリミアを占領し、22年に全面侵攻に踏み切った。だが3年後の今もウクライナの欧米志向は変わらず、国のリーダーに期待を寄せている。

「私に必要なのは弾薬であり、(退避用の)乗り物ではない」。侵攻当時ウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの一言で国民を奮い立たせた。

首都キーウは3日で陥落するとロシアのウラジーミル・プーチン大統領は考え、アメリカもゼレンスキーに退避を勧めた。だが彼は退避を拒否し、軍を団結させて反撃。ウィンストン・チャーチルに比肩する指導者となった。

そのゼレンスキーが最大の試練に直面している。ロシアの「盟友」ドナルド・トランプ米大統領に、国が滅ぼされるかもしれないのだ。

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トランプに頼れないゼレンスキーが頼る相手
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