また、タンパク質が豊富なため、ベジタリアンにとっては肉の代替としても優秀な食材となりうる。

ただし、脂肪分が多いため、食べすぎには注意が必要となる。過剰摂取により、おならや膨満感、下痢などの消化不良を引き起こす可能性があるからだ。1日の摂取量は1オンス(ピーカンナッツ15〜19個程度)が推奨される。

 

イギリスの減量支援プログラム「Voy」で栄養士と生活改善の指導者として活動するエミリー・ルノワール氏は本誌の取材に次のように応じた。

「ピーカンナッツを食事に取り入れる簡単な方法としては、ポリッジ(オートミールなどを牛乳など煮るお粥に似た料理)にトッピングしたり、スムージーに混ぜたり、サラダに加えたり、自家製グラノーラに使うなどもあります。ピーカンナッツだけでも、果物や少量のダークチョコレートと一緒に食べれば、バランスのとれた、優れた間食になります」

【参考文献】

Hart, T. L., Kris-Etherton, P. M., & Petersen, K. S. (2025). Consuming pecans as a snack improves lipids/lipoproteins and diet quality compared with usual diet in adults at increased risk of cardiometabolic diseases: A randomized controlled trial. The American Journal of Clinical Nutrition.

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます