今のチャドウィックは、F1の名門ウィリアムズ・レーシングに所属する女性ドライバーのメンターでもある。

そのチームを率いるスベン・スメーツ(Sven Smeets)に言わせると、「ジェイミーは女性にとって力強いロールモデルだ。この世界でジェンダーの壁を打ち破ってきた彼女の努力は感動的であり、彼女の旅をサポートできるのは光栄だ」。

若い才能がF1に参戦する道を開くことが自分たちの願いだと、スメーツは言う。「そのためにこそジェイミーはいる。私たちはジェイミーがチームの一員であることを誇りに思っている」

もちろん現在、女性のF1ドライバーはいない。でも、その卵はきっとF1アカデミーやジェイミー・チャドウィック・シリーズにいる。

ただし「急ぐことはない」と、チャドウィックは言う。「F1は自動車レースの頂点で、参加できるのは世界で20人のみ。難しいけれど、だからこそ挑戦する人を増やしたい。まずはプロの女性レーサーを増やすこと。そうすれば、いずれ誰かが女性のF1ドライバーになれる」

【お詫び】本文の「まだ女性のF1ドライバーは誕生していない」は誤りでした。F1初の女性ドライバーとして、イタリア出身のマリア・テレーザ・デ・フィリッピスが1958〜59年に参戦しています。お詫びしてタイトルと共に訂正します。(2025年3月21日)

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