少女レーサーたちを見守るジェイミー・チャドウィック(Jamie Chadwick)
明日のレーサーを目指して集まった少女たちを見守るチャドウィック(中央) COURTESY OF JAMIE CHADWICK

最大の特徴は無料であること。男女を問わず、自動車レースはとにかく金がかかる。そのハードルを、彼女は有力なスポンサーを見つけることでクリアした。

言い換えれば、彼女は「ジェイミー・チャドウィック」という個人ブランドを築き上げた。スポーツの世界で夢を実現するには時間も金もかかる。だからどうしても誰かの支援が必要で、そのためには自分をブランド化し、スポンサーやファンを集めなければならない。

「このスポーツでプロになるまでには、信じられないほど金がかかる。お金が足りなくて諦める人はたくさんいる」と、チャドウィックは言う。

「だからこそ有力なブランドと組んで、支援してもらうことが大事。競技の裾野を広げるためにもね。私自身、スポンサーがいなかったらレースを続けられなかった」

環境に配慮した電動ボートで競う水上レース、E1世界選手権シリーズに参戦しているアンナ・グレノンも、自身のブランドを築いてきた。

「ジェットスキーで競技の世界に入った時、父から言われた。俺には金がない、だから自分で自分を売り込み、ブランドを構築しろと。15歳の私にはきつかったけれど、おかげで情熱に火が付いた。だから10年かけて、自分のブランド『ジェットガール』を築くことができた」

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