[東京 22日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。中国政府が2020年の国内総生産(GDP)目標の発表を見送ったことを受けて、同国の燃料需要低迷が続くとの懸念が浮上している。
北海ブレント原油先物
中国の李克強首相は22日開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で行った政治活動報告で、2020年のGDP目標に言及せず、経済を支援するため、支出と資金調達を拡大する方針を表明した。特別国債を1兆元発行することも明らかにした。
アクシコープのグローバルマーケット担当チーフストラテジスト、スティーブン・イネス氏は「(GDP目標の発表見送りは)中国政府がインフラ投資をこれまでよりも重視しないと解釈され、原油の弱材料になる可能性がある」と指摘。
「商品市場では、全人代でインフラ投資の大幅な拡大が発表されるとの見方が多かった。このため、失望感が浮上している」と述べた。
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