<CBSで放映が始まったワトソン博士が主役のドラマはどんな話になるのか。シャーロック・ホームズの世界に足を踏み入れる興奮を俳優モリス・チェスナットが語る──(インタビュー)>

22歳で出演してブレイクのきっかけとなった『ボーイズン・ザ・フッド(Boys N the Hood)』(1991年)から現在まで、モリス・チェスナット(Morris Chestnut)はハリウッドで多くのことを見てきた。「この業界で、大抵のことは経験した」と、彼は言う。

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いまチェスナットは、CBSで放映が始まったドラマ『ワトソン(Watson)』で主演と製作総指揮を務めている。ジョン・ワトソン博士役のオファーが舞い込んだときは「即決だった」と、彼は言う。「こんなチャンスをもらえるなんて幸せだし、光栄の至り」

シャーロック・ホームズの物語をベースにしたこのドラマは、ホームズの死から6カ月後を描いている。「(ワトソンが)最も親しい友を亡くした喪失感と向き合っていた時期だ」

今ならワトソン役の奥深さを表現できるかもしれないと、チェスナットは思った。「15年前だったら、この役を今みたいに演じられたかどうか分からない」

チェスナットが最も感謝しているのは、『ボーイズン・ザ・フッド』や『ベストマン(The Best Man)』(99年)などの作品を通じてファンとの間に築いた関係だ。

『ボーイズン・ザ・フッド』予告編

「30年後にも残るような作品を作ろうと言えば、誰もがそれを望むけれど、実現させるのは並大抵ではない。私はそんな作品に2本も関わることができた幸せ者だ」

本誌H・アラン・スコットがチェスナットに話を聞いた。

◇ ◇ ◇

──ドラマがスタートしたが、今の気分は?

ドキドキですよ。俳優としてシャーロック・ホームズの物語世界で演じられるなんて、信じられないチャンスだから。CBSも全面的にバックアップしてくれているし、ほかの出演者もみんな最高。本当にわくわくしている。

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