「国境の壁には酸をかければ溶ける部分がある」

トランプはまた、この場では2020年の大統領選で「不正操作」があったと主張、国境の壁には酸をかければ溶ける部分があり、不法移民は「ウサギのように」そこに飛び込んで入国できるなどとも述べた。総じてプロンプターなしで好き勝手にしゃべるほうがお気に入りのようで、「上階でやった演説より、こっちのほうがうまく話せた」と、ご満悦だった。

トランプはビジターセンターに続いて、首都ワシントンの屋内競技場キャピタル・ワン・アリーナでさらに大勢の聴衆を相手に演説を行った。原稿なしのアドリブスタイルでは、その場その場で言いたい放題。前に言ったことは、10分後に言ったことに帳消しにされる。2期目のトランプもそこは1期目と変わらない。

つまりは、おなじみのトランプ劇場が再び幕を開けたということだ。

©2025 The Slate Group
【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ヘルスリテラシー 健康知識を読み解くクイズ50
2026年6月2日号(5月26日発売)は「ヘルスリテラシー 健康知識を読み解くクイズ50」特集。

偽情報があふれる時代。医療・健康の知識を正しく見極め理解する最適の方法は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます