ワイングラスを手に食事を楽しむ人たち
パーティーにはアルコールが付き物だが DANIEL SUHRE/ISTOCK

冒頭のマッカーシーが夫ルーク(27)と出会ったのは大学時代。卒業後は禁酒したり飲んだりする生活が何年も続いたが、この機にアルコールとの関係を見直すことにした。

「ここ2~3年は、3カ月間お酒をやめたのに、また飲み始めて、次の2カ月は外で飲むようになって......。どんどん状況が悪化して最後は毎週外出したり、必要以上に飲んでしまったりした。こうなっちゃいけないと思っていたのに」

「そして23年の半ばに『1年間ずっと禁酒したらどんな気分になるか試してみたい』と思った。それで夫と2人、日常生活にどんな影響があるのか一緒にやってみようってなった」と、マッカーシーは振り返る。

「私たちは一緒に大学に通っていたから、飲み会とか夜遊びとか、ハチャメチャなことを一緒に経験した。だから、アルコールとの関係をもっと良いものにしたいと思った。大学時代からずっと、『お酒を飲むなら外に出かけなきゃ、思いっきりはじけなきゃ』みたいな感じだった」

マッカーシーにとって特に大変だったのは、アルコール抜きで仕事や人付き合いをこなすことだった。「お酒がなきゃ無理だとずっと思っていた。でもアルコール抜きでイベントに参加して、自分が他の人とどう接するかを体験してみるのは、本当に楽しい挑戦だった」という。

「最初は本当に気まずくて、飲み物を片手に持たないで誰かに話しかけるのは苦痛に近かった。でも、話すことにすごく自信が持てるようになった。たぶん、最高にうれしかったことの1つだと思う」

※後編はこちら:Z世代の45%は「酒を飲んだことがない」...アルコールを出さない「しらふバー」が「意外な目的」で人気に?

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます