ロシア軍はドネツク州における夏の攻勢に加え、その北のハルキウ州にも再び軍を進め、南のザポリージャとヘルソン両州でも攻撃を仕掛けた。

ISWによると、ザポリージャ州でロシア軍が制圧したと主張している地域と、制圧が確認された地域はわずかしか拡大しておらず、とりわけマラトクマチカの南とマリウポリの北では、ウクライナ軍が孤立状態に追い込まれた地点は減っている。

「全体的に見ると、2024年は2023年より大きく戦況が動いたが、大半は8月から12月までの動きで、年の前半はおおむね膠着状態にあった」と、カステヘルミは総括する。

シカゴ大学ハリス公共政策大学院の教授で、反プーチンで知られるロシア生まれの政治経済学者コンスタンティン・ソニンによると、2023年末から2024年の初め頃までにロシアは、地上部隊を投入する前に、目標とする地域全体を空爆で徹底的にたたく戦法を取り始めたという。

細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
細胞を「生物学的資産」として管理する時代へ──iPS細胞治療の最前線
気になるトランプの仲介案
【関連記事】