<アサド政権崩壊で空軍基地を出発するロシア軍の車列映像がとらえられて話題に。シリア国内でのロシアの意義が変わっていく可能性について>

シリアのバシャル・アサド政権が崩壊したことを受けて、ロシア軍の兵士たちがシリアから脱出している様子を捉えたとする動画がインターネット上で共有され、注目を集めている。

問題の動画は軍事ブロガーの「WarTranslated(Dmitri)」がX(旧ツイッター)に投稿したものだ。

シリア北部のアレッポとラッカの県境に位置する空軍基地を出発するロシア軍の車列をとらえたものとされ、この車列には装甲車やトラック、ミサイル発射装置などが含まれているという。

【話題の動画】シリアから「そそくさ退散」するロシア軍の車列 を見る

 

本誌はこの動画についてロシア外務省にメールでコメントを求めたが、これまでに返答はない。

ロシア政府はウラジーミル・プーチン大統領の決定により、シリアのアサド前大統領の政治亡命を受け入れたと明らかにした。

また、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官はアサドの現在の居場所については明かさず、現時点でプーチンにはアサドと会う考えはないと述べている。

シリア軍の司令部は12月8日、電撃的な進軍を続けてきた反体制派が首都ダマスカスを制圧し、アサド政権が崩壊したと軍幹部に報告。アサド政権の崩壊は、14年近く続いたシリア内戦の終結を意味する。

ロシア外務省は8日、アサドが「大統領を辞任することを決断し、平和的な権力の移譲を指示して出国した」と述べて、アサドの所在をめぐる憶測に終止符を打った。

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