[4日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は4日、直近3回の利下げにより、米経済は世界的な景気減速リスクに対する耐性が高まったとの認識を示した。

デイリー総裁は、ニューヨーク大学のイベントで「何か他のものに発展するような景気減速に陥らないよう支援することが、直近3回の利下げの目的だった」と指摘。「米経済に対するかなりの逆風に引き続き抵抗できるよう、経済を良い状況に置くことが狙いだった」とした。

米経済は力強いとの認識を示した上で、経済指標がより悲観的な見通しを示唆すれば、当局者は金融政策を調整するとも述べた。

総裁はイベント終了後に記者団に対し、FRBが今年これまでに実施した3回の利下げは「完全に適切」との見解を示し、「これまでの3回の利下げを支持した」と述べた。

また、「米経済は非常に良好で、追加緩和が必要になると考えるには、見通しの大幅な変化が必要だ」と指摘した。

さらに、低金利と賃金の伸びが、FRBのインフレ目標である2%の達成につながるとの見解を示した。

デイリー総裁は、今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

*内容を追加しました。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。