トランプ次期米大統領の政権移行チームは、トランプ氏と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の直接会談を検討している。北朝鮮に対する新たな外交面の働きかけにより、紛争のリスクを軽減する狙いだ。事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。

政権移行チームの数人は現在、トランプ氏からの直接的な働きかけが、北朝鮮との融和を図る上で最も有力な方法だと考えている。

ただ関係筋は、直接会談へ向けた政策協議は流動的であり、トランプ氏による最終的な判断はまだ下されていないと話した。政権移行チームはコメント要請に返答しなかった。

直接会談を申し入れたとしても、金氏側がどのように対応するかは不透明だ。北朝鮮はここ4年間にわたり、前提条件なしでの交渉再開へ向けたバイデン米大統領の呼びかけに応じておらず、現在はミサイル配備の拡大を誇示するとともに、ロシアとの関係を大きく緊密化している。

トランプ氏は2017─21年の1期目の大統領在任中に金氏とシンガポール、ベトナムのハノイ、北朝鮮の軍事境界線がある板門店で計3回会談しているが、具体的な成果を出すには至らなかった。

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[ロイター]
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