オーストラリア放送協会(ABC)は2日、中国によるオーストラリア気象局へのサイバー攻撃で国家の安全保障に関わる機密情報が盗まれた可能性がある、と報じた。

 気象局には国内最大級のスーパーコンピュータがあり、国防省のネットワークとつながっている。ABCが関係筋の話として伝えたところによると、ここ数日の攻撃は、気象局を通じて国防省のネットワークへアクセスすることを試みた可能性がある。

 複数の関係者は、かなりの規模の不正侵入の背後には中国の関与がある、と指摘している。中国はこれまでにも豪政府のシステムに不法侵入した疑いが持たれている。

 豪気象局は、セキュリティに関する問題にコメントしないと声明を発表している。

[シドニー 2日 ロイター]
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