ケイヴはさまざまな活動を精力的に行ってきた。バッド・シーズの活動に加えて、映画音楽の制作や書籍の執筆、陶器づくりなどにも力を注いできた。しかし、仕事とプライベートでの人間関係への向き合い方も変わった。

「物事に注意を払うようになった」と、ケイヴはその点を説明する。「仕事がうまくいっていれば全て問題なしと、ずっと考えてきた。仕事以外の人間関係に仕事の邪魔をさせないようにしていた。今ではそのことを後悔している」

「自分が世界でどのような存在なのかを知ることが重要だと思う。あなたは誰かの息子だったり、誰かの父親だったり、世界に生きる市民だったりするだろう......。そうしたことの一つ一つによく目を向けることの意味は大きい」と、ケイヴは語る。

「例えば、どうすれば最良の夫になれるのかと考えることに意義がある。どうすれば偉大なアーティストになれるかということばかり考えて、ほかのことは放置するより、そのほうがいい」

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 サッカーW杯 日本が優勝する日
2026年6月9日号(6月2日発売)は「日本が優勝する日」特集。

Jリーグ発足後、飛躍的に進化した日本サッカー。W杯の頂点に挑み世界を驚かせる時が来た

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます