メドベージェフは今年9月、核の使用についてテレグラムに投稿した。「ロシアは忍耐強い。核による反撃は、取り返しのつかない結果を伴う非常に複雑な決定であることは明らかだ。だが、傲慢なアングロサクソンの間抜けたちが認めないのは、相手の忍耐力を試すことができる時間は、それほど長くないということだ」

9月下旬、プーチンは自国の核兵器使用に関する基本原則を見直すと発表し、ウクライナとその同盟国による挑発行為は、「越えてはならない一線」を越えてロシアを核攻撃に踏み切らせる可能性があると警告した。

最新の核使用のガイドラインでは、「核保有国の参加または支援を受けている非核保有国によるロシアへの攻撃は、ロシア連邦への合同の攻撃とみなす」とプーチンは述べた。

本誌の取材に対し、米国務省はメドベージェフ発言の重大性を否定した。

「メドベージェフの言うことをいちいち真に受けることはない」と、国務省の広報担当者は答えた。「これは典型的なクレムリンの戯言だ」

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます