第二に、BLAはテロを通じてパキスタン政府の統治力を弱め、国際社会におけるイスラマバードの信頼性を損なうことを狙う。
CPECはパキスタンにとって経済成長の基盤であり、中国との同盟の象徴であるが、繰り返されるテロは治安維持能力の限界を露呈する。
2024年のカラチ空港攻撃がSCO首脳会議直前に発生したことは、国際的注目を集めるタイミングを意識した可能性が高く、パキスタンの国際的イメージを損ね、CPECへの投資意欲を下げる効果を狙ったとみられる。中国政府は、パキスタン政府に対しCPEC関連施設と中国人の保護を強く求め、2022年の孔子学院テロ後には厳格な処罰と再発防止を要求した。
パキスタン政府は治安対策を強化しているが、バルチスタン州の広大な地形、複雑な部族社会、根強い反政府感情により、治安の安定化は難しい。
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