[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツのショルツ財務相は、国内経済に減速の兆候がみられるものの、ドイツが新たな債務を抱えることに反対する姿勢を改めて示し、「鈍化していても成長は成長だ」との見解を示した。16日に放送される国営テレビZDFのインタビューで述べた。
同相はまた、ドイツの税収について、多くの予想よりも緩やかな伸びになるとしても、さらに増加する見通しだと指摘した。
ZDFが公開したインタビューの抜粋によると、同相は「労働市場は過去最高水準にあり、今後も拡大が見込まれる」とし、このことは「新たな債務を負わないというわれわれの主張を放棄する」時期ではないことを意味すると語った。
今年に入って景気減速の兆しが広がったことから、多くのアナリストは、長年続くドイツ経済の好調が終わるとの見方を示しており、ドイツに財政への慎重姿勢を転換し、景気刺激策を打ち出すよう求める声が強まっている。