[パリ 9日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は9日、フランスで反政権運動「黄色いベスト運動」が続き、経済成長が鈍化しているものの、同国は経済改革を継続する必要があるとの見解を示した。
OECDは半期ごとに公表する報告書で、「最近の取り組みに沿って成長に向けた改革を続けることは、失業率の一段と低下させるための鍵となる」と指摘。その上で、人口の一部への短期的な悪影響はあるものの、改革プロセスの社会的な受容を確実にすべきだとした。
抗議運動を受けてフランス政府は昨年12月、貧困層と年金生活者の収入増を目指して100億ユーロ(113億ドル)の資金拠出を打ち出した。
OECDは今年と来年のフランス成長率を1.3%と予想した。
フランス政府は今年と来年の成長率を1.4%と予想している。