[マニラ 1日 ロイター] - 世銀は1日、今年と来年のフィリピンの経済成長率見通しを下方修正した。2019年予算の承認の遅れや、世界貿易の鈍化を理由に挙げた。
世銀は、2019年のフィリピンの成長率を6.4%、20年は6.5%とし、従来見通しの6.5%、6.6%を小幅に引き下げた。
2021年の成長率は6.5%との見通しを示した。
世銀でブルネイ、マレーシア、フィリピン、タイ経済を担当するマラ・ウォリック氏は「低インフレ、海外からの送金の安定した伸び、選挙関連の支出を背景とした民間消費の増加が、今年の成長を後押しする」と指摘。「公共投資の伸びは2019年上半期には鈍化すると予想されるが、同年下半期には回復する」との見方を示した。
フィリピン政府は今年の成長率を6─7%と予想している。