[モスクワ 27日 ロイター] - 米自動車メーカーのフォード・モーター<F.N>が、ロシアの乗用車市場から撤退する。同国ソラーズ<SVAV.MM>との合弁企業が、国内の組立工場2カ所とエンジン工場1カ所を閉鎖し、フォードがソラーズに同社の経営権を譲る。
各社が27日、声明で明らかにした。乗用車生産は6月末までに終え、合弁企業は今後商用車に注力するという。
フォードは「ロシアの乗用車市場はここ数年間、顕著な圧力にさらされており、回復ペースが想定より鈍く、価格が低めの乗用車部門へのシフトも見られた」とし、工場が十分稼動しなかったと説明した。
閉鎖するのはナーベレジヌイェ・チェルヌイとサンクトペテルブルクの組立工場とエラブガのエンジン工場。フォードは閉鎖に伴い、「かなりの」雇用が失われると見通した。
合弁企業は、フォードが優先株を買い増してから経営権を握っていたが、今後ソラーズが51%の株式を所有する。
ロシア事業再編に伴い、フォードは今年などに4億5000万─5億ドルの税引き前特別費用を計上すると見通した。
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