[ワシントン 26日 ロイター] - 米下院司法委員会は26日、トランプ大統領に関する連邦捜査局(FBI)のすべての記録を議会に提出するよう司法省に求める決議案を全会一致で採択した。決議案は今後下院全体で採決される可能性がある。
全会一致での採択は予想外。決議案は下院本会議に送付される。
バー司法長官は、トランプ氏による司法妨害疑惑について、証拠不十分との立場を示している。
決議案が下院本会議で採択された場合、バー司法長官は14日以内にトランプ大統領の捜査に関するFBIのすべての記録・情報を公開する必要がある。
また、トランプ氏の会話を極秘に録音することや、合衆国憲法修正第25条を発動してトランプ大統領を解任することを司法省内部で協議したかについても、情報を公開する必要がある。
トランプ氏は2017年5月に当時のコミーFBI長官を解任。その後FBI長官代行に就任したアンドリュー・マッケイブ氏は、司法妨害の疑いとスパイ防止のための捜査を開始したと表明した。議会が特に注目しているのは、このマッケイブ氏の捜査内容だ。
マッケイブ氏の捜査は、その後任命されたモラー特別検察官に引き継がれた。
モラー特別検察官は先週、米大統領選にロシアが介入した疑惑に関する捜査を終了。バー司法長官によると、特別検察官の捜査ではトランプ陣営がロシアと共謀した疑惑を裏づける証拠は見つからず、捜査妨害疑惑についても判断を避けた。
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