[パリ 26日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は26日、同国を訪問中の中国の習近平国家主席との会談で、欧州と中国の競争が世界貿易の分断や政治的孤立を招くようなことがあってはならないと述べ、多国間の協調が重要との考えを示した。
マクロン氏は「対立するよりも協力する方が実をもたらし、門戸を閉ざすより開く方が得となる」と語った。これに対し、習氏は「協力は競争よりも大きな力となる。われわれは共に協力し助け合っているが、前に進んでいるのに不安にかられて常に後ろを振り返るべきではない」と応じた。
会談にはメルケル独首相やユンケル欧州委員長も同席した。メルケル氏は中国が主導する「一帯一路」広域経済圏構想について、重要な案件であり欧州側に参加したいという気持ちはあるものの、互恵性が確保される必要があるとの認識を示した。またユンケル氏は中国の一段の市場開放をあらためて要求した。
フランスと中国は25日、総額約400億ユーロ(450億ドル)規模の商談成立にこぎ着けた。このうち中国はフランスに本社があるエアバス<AIR.PA>の航空機300機を推定300億ユーロで購入することなどで合意した。[nL3N21C4O0]
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