[東京 13日 ロイター] - 菅義偉官房長官は13日の定例会見で、集中回答日を迎えた春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)が前回2018年の水準を割り込む回答が相次いだことについて「賃上げの流れは基本的に維持されている」と強調した。
官房長官はすでに公表された結果に関し「昨年に引き続き6年連続でベアを実施する企業や、昨年を下回っている企業があるが、一昨年と同等以上の企業がほとんど」「3パーセント以上の賃上げを行なう企業や、人手不足が顕著な運輸業界では大幅な賃上げを行なう企業もある」と指摘。非正規雇用についても「待遇改善に向けた取り組みも見られる」と列挙し、賃上げが継続している点を強調した。
<英EU離脱動向しっかり注視>
欧州連合(EU)と英国の離脱合意案が英下院で否決されたことについて、「他国の内政についてコメントは控える」が「今後の関連動向をしっかり注視する」と強調。日本政府が従来から「合意なき離脱を避け、日系企業や世界経済への悪影響が最小限になるよう、英・EU双方に要請してきている」と指摘した。
*内容を追加しました。
(竹本能文※)