[ロンドン 6日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカンリフ副総裁は6日、無秩序な欧州連合(EU)離脱は英国の金融システムにとってなお最大のリスクだが、合意なき離脱は想定しておらず、英銀行は万全の準備をしているとの認識を示した。

カンリフ副総裁は講演で、「そのような結果(合意なき離脱)は、われわれの予想や起こる可能性があるものでなく、可能性のある最悪のケースである」としたうえで「もし合意なく離脱した場合、英資産価格の調整や英銀行の損失につながることはほぼ確実だ」と述べた。

英経済の高水準の債務は、主に低金利のおかげでかつてよりは管理可能とみられると述べた。しかし、離脱を巡る不確実性が後退し、住宅融資が持ち直すことがあれば、注視する必要があると指摘した。

カーニー総裁は5日、上院委員会で、中銀が最新の経済予測で示した2─3年先のインフレ率が中銀の目標を上回ったのは、この先に予想される金融引き締めが市場で十分に織り込まれていないことを反映しているとの見解を示した。

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