[1日 ロイター] - 自動車メーカー各社が発表した2月の米国内販売台数は軒並み減少。スポーツ多目的車(SUV)の需要減速が響いた。

トヨタ自動車<7203.T>は米自動車販売台数が5.2%減の17万2748台になったと発表した。主力のセダン「カムリ」やピックアップトラック「タンドラ」、ミニバン「シエナ」の販売減が重しとなった。

フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCAU.N>の販売も2%減の16万2036台。SUV「ジープ」のコンパクト型「コンパス」や「レネゲード」の販売が落ち込んだ。

FCA米国販売主任のレイド・ビッグランド氏は「悪天候や政府機関一部閉鎖、税還付を巡る懸念から、2月は業界全体で重い足取りでのスタートとなった」と述べた。

オートトレーダーの上級アナリスト、ミシェル・クレブス氏は、FCAの「コンパス」や「レネゲード」は一般的に予算が少ない消費者に購入されているが、この時期は厳しい資金繰りに直面している可能性があると述べた。

アナリストの間からは、自動車ローンの金利上昇も販売の足かせになっていることが指摘された。

ホンダ<7267.T>は0.4%減の11万5159台、日産自動車<7201.T>も12%減の11万4342台。

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>とフォード・モーター<F.N>は月間販売台数の公表を現在行っていない。

ただオートモーティブ・ニュースは、フォードの前月の米自動車販売台数が4.4%減少したと推定した。

自動車業界コンサルタントのJDパワーとLMCオートモーティブによる2月の米自動車販売台数予想は約1%減。

2019年通年については、輸入車に対する関税が発動されないとの想定の下、軽量車の販売台数が1.9%減の約1700万台になると予想する。関税が発動されれば、販売台数が最大70万台押し下げられる可能性があるとの見通しを示している。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。