[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが対円で下落した。低調な中国貿易統計を受け同国の景気減速を巡る懸念が再燃。リスクオフ取引となる中、安全資産とされる円を買う動きが強まった。
12月の中国貿易統計は、輸出が2年ぶりの大幅な落ち込みを記録し、輸入も減少した。ともに予想外のマイナスで、中国経済が2019年に一段と減速し、世界的な需要が低下する可能性を示す内容となった。[nL3N1ZE1ZX]
終盤の取引でドル/円<JPY=>は0.3%高。
BMOキャピタル・マーケッツの為替戦略グローバル主任は「オーバーナイト取引でのドル/円下落の流れがニューヨーク時間に入ってからも継続した」と述べた。
中国経済減速を巡る懸念から、人民元<CNH=>も当初下落したが、その後は下げ幅を縮小し、ほぼ変わらず。
テンパスのジョン・ドイル氏は「リスクオフがこの日の主要テーマだった」とし、軟調な中国指標がドル売りを誘発し、円が恩恵を受けたと指摘した。
オーストラリアドルも売られた。中国は同国の最大の貿易相手国。
ドル/円 NY午後4時 108.19/108.21
始値 108.09
高値 108.35
安値 108.05
ユーロ/ドル NY午後4時 1.1469/1.1471
始値 1.1468
高値 1.1480
安値 1.1454